2011/6/30(木)
鈴木さん、転勤早々まさかのご指名ありがとうございます。何を書こうかと過去の『徒然なるままに』を 見ていると、ITI社員にもバイク好き、自転車好きが意外と多いですね。私のまわりにはいないのが残念です。そこで、私も趣味のバイク、自転車についてお 話ししたいと思います。ほとんどの方は全く興味のない話だと思いますが、一部のマニア向けに私の愛車を紹介したいと思います。
まずは、HONDA XLR250R (1989年式)
14 年前に中古で購入。購入当時すでにボロボロでしたが、コツコツいじって今の形になる。当時、大分県のオートポリスサーキットにダートトラックコースが作ら れ、そこでダートトラックレースのシリーズ戦が行われていました。バイクの運転になぜか自信を持っていた私は、速い人達と競争してみたくなり、大学でレー シングチームを作って参戦していました。
ダートトラックレースとは、アメリカ発祥のバイクレースで、楕円形のコース(オーバルトラック)を左回りにグルグルまわるだけの単純なレースです。
ダートトラックレースの一番の特徴は、フロントブレーキがない!!ことです。バイク乗りの方はご存知だと思いますが、フロントブレーキがなければ全く止まれません。そこで、どうやって減速して曲がるかというと、バイクを横にすべらせて(ドリフトして)曲がります!!躊躇してしまうと曲がれずにコースアウトしてしまうので、コツは度胸一発です!ブレーキの無いバイクでの接近戦はかなり怖いですが、日常でこんなスリルを味わうことはまずないので、とても楽しかったです。
2005年にオートポリスがカワサキに買収され、ダートトラックコースが無くなってからは、バイ クに乗る機会もほとんどなくなり、駐輪場に放置されていました。それから約5年後、今年の1月に久々にバイクの状態をチェックしてみると、エンジンは全く かからず、ブレーキは効きっぱなし、フレームはサビサビの酷い状態でした。しかも、誰か知らない人の電話番号が書いてあり、『譲ってください』と書いた貼紙を貼られる始末・・・。あまりにもかわいそうな状態にITIメンテの血が騒ぎ、 (だいぶ遅すぎますが・・・。)オーバーホールを決意。透析装置のオーバーホールは、アイティーアイ(佐世保支店)におまかせください!
内容は、Rホイールとメインフレーム交換、エンジンは22年分のカーボン(すす)を落とし、ピス トン交換、シリンダヘッドオーバーホール&ポート研磨、キャブレター、キャリパー&マスターシリンダーのオーバーホールで、約4ヶ月かかり完成。特にエン ジンは今回初めてのオーバーホールで、かなり大変でしたが、完成して無事エンジンがかかった時はすごい達成感でした。今では絶好調です。
次に、My自転車の紹介です。IRONHORSE CHIMPIRA(2005年モデル)
ダウンヒル世界チャンピオンも輩出したアメリカの名門MTBブランド、IRONHORSEが遊び半分で作ったと思われるマウンテンバイク。“YAKUZAシリーズのCHIMPIRA”。あえてカタカナでは書きませんが。。。ちなみに、YAKUZAシリーズ最上級グレードはKUMICHO(27万円!)で、他にSO-HONBUCHO、WAKAGASHIRA等 がありました(笑)。ふざけたネーミングのおかげで日本ではほとんど売れず、2年ほどで姿を消した幻のモデルです。一度、トリビアの泉に取り上げられて ちょっとだけ話題になりました。CHIMPIRAっぽくカスタムしてみました。乗ってみて気付きましたが、フレームにYAKUZAとかCHIMPIRAっ て書いてあり、ちょっと恥ずかしいです。あまり乗っていません。
1963年から1974年の間に販売され、BMXの原型になったと言われている、SCHWINN のSTING-RAYの復刻版。当時の物はプレミアがついていて、高値で取引されているみたいです。後輪は四角いスリックタイヤがついています。嫁用とい うこと名目で説得して(騙して)購入しましたが、こちらも乗っていません。皆さん、大きな物を買う時はよく考えてから買いましょう!
最後に、最近は娘(1歳)の英才教育に励んでおります。
次回は、五島営業所の凄腕ドラマー、中村さんです。