2016/10/28(金)
突然の指名で特にネタもなかったので私の好きな本でも紹介しようかと考えました。
小説・漫画・自己啓発本、どれも好きなのですが、とりあえず真面目に小説のほうを紹介しようかと思います。
とりあえず東野圭吾が好きです。
はまって、もう20年ほどになるかとおもいます。新作が文庫本で出たら即買いしてます。
主にミステリーやサスペンスなどの作品を書かれています。
好きな作品は多いのですが、一番のおすすめが白夜行です。
容疑者として追われ続けた少年と少女が駆け抜けた19年間の物語。この文庫本はページ数にして864。厚みでいえば2~3cmの規模になります。東野圭吾の作品のなかでもっとも緻密にねられた長編ミステリー小説としても名が高いです。
超おすすめです。ともう一つ自分が好きなシリーズが加賀恭一郎シリーズです。
俳優の阿部寛がドラマや映画をやっていることで有名です。
①卒業
1986年5月20日発売
国立T大学に通う女子大生の牧村祥子が、入居しているアパートの自室で、死体となって発見された。警察は自殺だと判断したが、幾つかの矛盾した供述が出て来た事から、自殺・他殺の両面を視野に入れた捜査を開始す同じ大学生で仲の良かった加賀恭一郎ら6人の仲間も、様々な思いを錯綜させながら、祥子が残した日記を元に死の謎を解こうとしていた。しかしかつての茶道部の顧問で恩師・南沢雅子の家に事件の報告を兼ねて集まり、毎年恒例の「雪月花之式」で茶をたてている最中、今度は波香が亡くなってしまう。
②眠りの森
高柳バレエ団の事務所で男が殺された。被疑者は女性団員。バレエ団側は正当防衛を主張するが、捜査の結果、幾つかの不審点が浮かび上がって来る。そうした中、今度はバレエ団の敏腕演出家が毒殺された。果たして、第一の事件と関係があるのか。
③どちらかが彼女を殺した
1996年6月6日発売
OLである和泉園子は、ある日路上で絵を売っていた佃潤一と恋に落ちる。しかし親友である弓場佳代子に潤一を紹介して数ヶ月が経ったある晩、潤一から別れを切り出される。潤一が佳代子に心変わりしたのが原因と知り、園子は深く絶望する。それから数日後、園子の兄康正は遺体となった妹を発見する。巧妙に自殺を偽装されていたものの肉親としての直感から他殺であると看破した康正は、自らの手で犯人に裁きを下すことを決意する。
やがて潤一と佳代子に辿り着いた康正は確信する。潤一と佳代子、どちらかが彼女を殺した。
④悪意
1996年9月20日発売
有名小説家の日高邦彦が自宅で他殺体となって発見された。刑事の加賀恭一郎は、日高の親友である児童小説家の野々口修が書いた「事件に関する手記」に興味を持つ。加賀は聞き込みや推理を通して、野々口の手記に疑問を抱くようになる。やがて犯人が明らかになるが、犯人は犯行の動機を決して語ろうとはしないのだった・・・。
⑤私が彼を殺した
脚本家の穂高誠が、結婚式当日に毒殺された。容疑者は被害者のマネージャー、花嫁の兄、敏腕編集者の3人。事件後、3人は密かに述懐する。『私が彼を殺した』と。
⑥嘘をもうひとつだけ
「嘘をもうひとつだけ」「冷たい灼熱」「第二の希望」「狂った計算」「友の助言」収録の短編集
⑦赤い指
オフィスにいた前原昭夫の元に、妻の八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入る。前原にとって、「家庭」は安らぎを与えてくれる場所とは言い難い存在になっていた。
同居している義母を重んじる夫をなじり続ける八重子。親和性に欠ける前原夫妻の一人息子、直巳。前原は家路を急いだ。自宅の庭に投げ出された黒いビニール袋からは、白い靴下を履いた小さな足が出ていた。昭夫は息子のために事件の隠ぺいに取り掛かる。
⑧新参者
2009年9月18日発売
日本橋小伝馬町で一人暮らしの40代の女性が絞殺された。日本橋署に着任したばかりの加賀恭一郎は、自身にとって未知の土地の日本橋を歩き、事件や被害者と何らかの接点を持った家族や店を訪れる。加賀は事件に残されたいくつかの謎の解明のため、その謎に関わった当事者達の様々な想いを一つずつ解きほぐしていき、そしてそれらの解決を通じ絞殺事件そのものの真相にたどり着いていく。
⑨麒麟の翼
2011年3月3日発売
寒い夜のこと。日本橋の欄干にもたれかかる男を巡査が目撃する。男の胸にはナイフが刺さっていた。どうやら男は死にかけた状態でここまで歩いてきて、力つきたようだ。その後、男は病院で死亡してしまう。加賀と松宮も参画して事件の捜査が始まる。その中、事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、昏睡状態に陥っていることが分かった。
「彼が人殺しをするはずがない」と否定する恋人。しかし、彼の持ち物からは被害者が持っていた財布と書類鞄が発見される。そして、被害者とのある関係が浮上したことから、警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。
一方、被害者が部長を務めていた会社で「労災隠し」が発覚し、その責任が被害者にあることが公になる。このことで被害者家族は一転して世間・学校からのバッシングにさらされてしまう。果たして、若い男は真犯人なのか。被害者はなぜ瀕死の状態で日本橋まで歩いてきたのか。加賀と松宮はその真相に挑む。
⑩祈りの幕が下りる時
2013年9月13日発売
小菅のアパートで滋賀県在住の40代女性・押谷道子の腐乱遺体が発見された。アパートの住人は越川睦夫と名乗る男性で、現在越川は消息を絶っていた。捜査一課の松宮は殺害時期や現場が近い新小岩での河川敷で発生したホームレス焼死事件との関連性を感じながらも、道子の住む滋賀県での捜査で道子が中学の同級生で演出家の浅居博美を訪ねに上京したことを突き止める。
しかも博美は松宮の従兄で日本橋署の刑事・加賀の知り合いだった。松宮から博美についての意見を求められ、初めは管轄違いということもあり捜査の助言を送る程度だった加賀だったが、アパートで見つかった日本橋にある橋の名前を月毎に書き込んだカレンダーの存在が、この事件を思わぬ形で加賀の中で燻っていた失踪した母に関する謎と直結させることとなる。
他にも映像化されている作品も多く、非常に入り込みやすい作品が多いです。
出張時等移動時間にも読み切れるものも多いのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか。次回は福岡支社 営業3課の中野綾子さんです。