2015/8/27(木)
今回は小生の趣味について少しお付き合いいただきたいと思います。
突然ですが、皆さんの左の腕をご覧になってください。左腕には何かついていますか?大体の方は時計がついていると思います。最近は寂しい事にスマホや携帯があるから時計をつけない人も増えているそうです。さて、腕時計ですが最古の記録はジュネーブの時計商ジャケ・ドロー&ルショーが1790年のカタログに記載されたものと言われております。しかし多くは一点物で現在のように一般化されるまではあるきっかけが起きるまでしばらく時間がかかります。
そのきっかけとは軍隊の飛行機乗りや砲撃手の人たちが、それまでの主流だった懐中時計では不便だったために懐中時計を改造して(とはいってもそのままベルトを着けただけ)使用したのが一般的だったと思います。
1900年には世界で初めてオメガが腕時計を商品化しましたが何せもともとのムーブメントが懐中時計でそれをそのままベルト巻にしたという事でデザインもイケてなく売り上げはさっぱりでした。
その後カルチェが発売した角形ケースの紳士時計「サントス」が市場で大人気となりやっと腕時計の市民権が確立されたと言えます。
その後第一次世界大戦が腕時計の普及するきっかけとなり現行の懐中時計メーカーも次々と腕時計メーカーに変身を遂げました。
まぁ腕時計についての歴史はさておき、私が腕時計に興味を持ったのは今から約15年程度前でした。その時F1が好きでフェラーリのミハイル・シューマッハが特にお気に入りでオメガよりシューマッハモデルのスピードマスターという時計が限定発売され思わず後先考えず購入したのが始まりでした。
オメガのスピードマスターは月に初めて行った時計として有名です。
画像が悪くて済みません、これが実物です。
どこが普通のスピードマスターと違うかというと、文字盤がシューマッハカラーの赤です。通常は黒。購入当時はベルトは赤い革ベルトですがボロボロになり金属ベルトに変更しました。1998年購入、スイス製。
次にレビュートーメン エアスピードです。
この時計は文字盤の外周がカレンダーになっており通常の三針プラスカレンダー針の四針が大きな特徴です。赤い文字盤の時計は仕事で目立つので普段仕事ではこちらをつけています。
先端が赤い針はカレンダー針です。31日がない月は竜頭で調整しないといけません。時計に詳しい人以外マイナーなメーカーですが同社のアラーム付腕時計クリケットは故ニクソン大統領が愛用していた時計として有名です。(因みにライバルだったケネディー大統領はロレックスをつけていたそうです)スイス製
続きましては仕事以外でよく使っている時計です。
ブルガリ アルミニウムです。とにかく軽くておしゃれ。堅苦しくないのでプライベートではよくつけています。
ベルトがラバーですので夏は少し蒸れるのが難点ですが涼しげな感じが大変気に入っています。ぱっと見た感じおもちゃみたいなのが少し残念です。中古購入の為ベルトにひびが入っていて交換するとえらい金額になるらしくそのまま使ってます。スイス製
まだあります。
ジン U1こちらは元ドイツ軍パイロット ヘルムート ジンが設立したまだ歴史の浅い会社です。主に警察や消防、レスキュー軍の特殊部隊の方々が使っているそうです。
U1のUはUボートというドイツ軍の潜水艦から由来しています。時計の材質がUボートと同じ特殊合金を使用しているためにこの名前がついたそうです。
こちらはダイバーウォッチっという分類に入り本体の外側(ベゼル)が右方向のみ回転します(逆回転防止ベゼル)潜水時それを調整してダイバーの方はどれぐらい潜ったか見るそうです。因みに私は泳げません。
最後に一番の宝物 ブライトリング ナビタイマー コスモノート オートマチックです
この時計はナビタイマーシリーズの中でも宇宙飛行士スコット カーペンダーが使用したモデルです。画像が小さいのでわかりにくいのですがこちら文字盤が24時間表示になっています。たまに見ると時間を読み間違えてしまいます。
この時計 何がすごいかというとベゼルと中の文字盤を使って掛け算・割り算・対地速度計算・ガソリン消費量計算・海里―法定マイル換算などができます。まさにパイロットの為の時計といっても過言ではありません。
長々とお付き合いいただきましたが、もしこの記事を読んで腕時計をもう一度見直す機会にしていただければ幸いです。
何も金額の高い時計をつけろとは言いませんが、一生お付き合いのできるお気に入りの時計をこの夏探して無るのは如何でしょうか。