ITC東京西営業所の小田君からご指名頂きました、ITC千葉支店の磯貝です。千葉は人数の割には徒然率が高いですね。
これといって書くことも思いつかないので、先月ついにナンバリングタイトル10作目が出たドラクエについて語っていきたいと思います。皆さんお付き合いください。
ドラゴンクエストといえば、シリーズ累計売上5800万本以上を誇り、ナンバリングタイトルの発表は任天堂の株価を動かすといわれるエニックス(現スクウェア・エニックス)の生んだ超BIGタイトルです。まさに国民的RPGとさえいって差し支えないと思います。そんなドラクエを私の独断と偏見に基づいた感想付きで紹介していきます。
ドラゴンクエスト (ファミリーコンピュータ、1986年5月27日)
ロトシリーズ1作目。勇者のみの終始一人旅のRPGです。孤独に耐えながら冒険する姿はまさに勇者と云えるでしょう。ラスボスの竜王と戦う前に悪魔の提案をされますが、それにのってしまうと取り返しのつかないことになります。
ドラゴンクエストII 悪霊の神々 (ファミリーコンピュータ、1987年1月26日)
前作の100年後の世界が舞台です。Ⅱで初めてパーティ制となります。ただ仲間が弱い…。史上最高の難易度を誇ったドラクエと言っても過言ではないです。ロンダルキアへの洞くつで何回全滅したことか…。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ… (ファミリーコンピュータ、1988年2月10日)
ロト伝説三部作完結編にして始まりの物語。勇者と好きな職業の仲間3人でパーティを組み冒険に出ます。私が生まれて初めてやったRPGです。当時幼稚園児の私にはハードルが高く当然クリアできませんでした(イシスのピラミッドで挫折)。のちに勇者と遊び人×3のパーティでクリアしました。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち (ファミリーコンピュータ、1990年2月11日)
天空シリーズの第1作。またまた幼稚園児なのに懲りずに買いました(笑)。当然当時はクリア出来ませんでした。勇者と個性ある仲間たちで冒険をしていきます。仲間がAI使用ということもあり難易度は高めです。物語がやや切ないです。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (スーパーファミコン、1992年9月27日)
天空シリーズの2作目。ストーリーそっちのけでモンスターを仲間にしていた方も多いハズです。何を隠そう私が初めてクリアが出来たドラクエです。当時はクリア後の隠しダンジョンも斬新でした。シリーズで一番冒険の書が消えやすいです(笑)。ちなみに有名な結婚イベントがありますが、私はSFC版ではビアンカ(金髪美女)、PS2版ではフローラ(お嬢様)、DS版ではデボラ(ツンデレ)をそれぞれ嫁にしました。
ドラゴンクエストVI 幻の大地 (スーパーファミコン、1995年12月9日)
天空シリーズの完結編。ゲームシステムは転職が出来、モンスターも仲間になるというⅢとⅤを足して2で割った感じです。これまでのドラクエの集大成と云える作品でした。ただ、主人公たちが強すぎるので難易度的には高くありません。
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち (プレイステーション、2000年8月26日)
衝撃の問題作。なんと初めのスライムに会うまでに1時間もかかるという挑戦的な仕様。クリアするまでの時間が70時間以上。地味すぎる主人公。現在のスクウェア・エニックスでは考えられないゲームです。ストーリーも良いので個人的にはお勧めのドラクエです。ただ長い…。
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (プレイステーション2、2004年11月27日)
3Dになり今までのドラクエからシステムを一変し、新しいドラクエに挑戦した作品です。ですが、私個人の意見としましてはゲームとしての真新しさは何も感じず、ドラクエの名前を借りた普通のゲームと云う感じでした。前作のトラウマがあったためそこまで斬新な挑戦が出来なかったのかもしれません。
ドラゴンクエストIX 星空の守り人 (ニンテンドーDS、2009年7月11日)
ナンバリング作品で初の携帯ゲーム機用。いつでもどこでもドラクエと云う感じです。新しいユーザー(子供)を意識した作品となっており、そのコンセプトは成功したといえるでしょう。私個人には合いませんでしたが、新しいドラクエとしてはとても良い作品だと思います。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン (Wii:2012年8月2日)
ついにナンバリング初のMMORPGにして、初のスクウェア・エニックス内製のナンバリング作品です。完全に商業主義に走ったドラクエです。まだ未プレイで批判するのはなんですが、少ないユーザーから多くの課金を得るビジネスモデルとなっています。子供にやさしくなく、国民的RPGはどこへいったのやらという感じです。
総評ですが、ついにナンバリングタイトルでオンラインゲームになってしまったドラクエです。敷居が高くなり、国民的RPGとしての地位が危ぶまれる中、これからも日本のゲーム業界に君臨できるか大変興味深いです。私個人といたしましては誰もが楽しめる敷居の低さこそがドラクエだと思います。
最後に私事ですが今年の6月9日に結婚式を挙げました。市川会長をはじめ、中西社長、宮路常務、ITC千葉支店の皆様に出席いただいて温かく祝福して頂きました。誠にありがとうございました。
中でも市川会長には主賓のスピーチを、中西社長には乾杯をそれぞれ執り行っていただきました。両親が大変感激しており、親孝行が少し出来たかと思います。スケジュールを調整頂きありがとうございました。
妻に顔出しはNGと言われたのでケーキカットとリングの写真です。
ではでは、そろそろここら辺りで終わりにしたいと思います。駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。
次は東京支店におられた時にお世話になった、現在北九州支店におられる丸田さんにバトンをお渡ししたいと思います。