2013/9/27(金)
沖縄支店 佐久川さんより御指名頂きました、宮崎支店 兒島です。7月の暑い夜に、佐久川さんから「お願いがあります…。」と思い詰めた電話があり、快く快諾した次第であります。
何を書きましょうと思い、先日のお盆で実家へ帰ってきましたので、故郷の観光案内です。
私の実家は、宮崎県の日向市美々津町という所で、昔栄えた港町です。
この町並みは、1986年に国の重要伝統的建造物群保存地区に登録され、私が小学生の頃、資料館に毎年見学に行かされました…。
次に、この記念碑は、《1942年に「日本海軍発祥之地」碑と両爪錨の像が立てられた。碑文は米内光政内閣総理大臣・海軍大将の筆による。占領期に碑文が一部連合国軍により破壊されたが、現在は修復されている。》byウィキペディア
です。
でもって、これは沖に聳える灯台です。
「高校出たら、大学どこ行く?」「美々津の灯台!」
ってのが子供たちの間で鉄板ネタだった様な…。
次に紹介いたしまするのが、THE『リニアモーターカー』の実験線跡です。
1962年、当時の日本国有鉄道(国鉄)によって、リニアモーター推進浮上式鉄道の研究が始まりました。 77年にはマグレブ式リニアモーターカーの実験線を、宮崎県内の日豊本線美々津~都農間の線路に並行する7.0kmの区間に設置したが、1997年に山梨県に移転しました。
その頃、小・中学生向けに体験乗車があり乗った事があるのですが当時の写真が無く残念です。私が中学生の頃、当時の石原慎太郎運輸大臣が視察に来まして「リニアモーターカーが鳥小屋・豚小屋の中を走っている」と揶揄されたのが印象深いです。
では最後に、旧国道3号線に架かる鉄橋です。これは、
[美々津橋以前に竣工した橋で,現存するアーチ橋は全国に55橋あり,年代的には,1926年以降につくられた橋が84%を占めている。また,県別でみると東京都の22橋が多く,関東大震災後につくられた復興橋梁がその大部分を占めている。美々津橋は,上路のスパンドレルブレースト・アーチで,全国でも7橋しかなく,この中では一番新しい。また橋長は一番長く約168m あり,最大支間長も67m の長篠橋(愛知県)に次いで2番目である。また九州では,唯一のスパンドレルブレースト・アーチ橋である。石材に恵まれた九州では,石橋が多いが,近代のスチール橋は少ない。そこで九州地方におけるスチール道路橋としての美々津橋の位置付けを調べてみると,美々津橋以前のスチール道路橋で現存するものは,判明しているところでは11橋のみである,したがって,美々津橋は12番目に古いスチール道路橋となる。また宮崎県内では北川町にある熊田橋(昭和5年)に次いで2番目に古い。しかし,遺産的価値としては,前述したスパンドレルブレースト・アーチ橋としての価値の方が高く,全国に七つしかなく,九州唯一という点にある。] by 建設マネジメント技術2008年6月号
というすばらしい建造物でございます。
という事で、たいした観光地も無かったのですが、10何年かぶりに町を探索してきました。仕事をしていると忘れてしまっている懐かしいという感情に浸る事が出来ました。ありがとございます。
では、次回は山口営業所 末井さんです。 最終回にしない様、よろしくお願いします。